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エステサロン集客の基本を知って新規顧客を呼び込みリピートを増やす
実はエステサロンを開業して1年以内に閉業するサロンが全体の6割というデータもあります。
そしてその原因のほとんどが「集客できない」という問題によるものなのです。
本記事では多くのエステサロンが苦戦する集客について解説していきます。
目次
1. ターゲットを絞る
エステサロン集客の第一歩として、まずはサロン顧客のターゲットを絞りましょう。
「どのような人でも対応できます」「どんな施術でもできます」このようにターゲットを絞っていない場合は一見マルチに対応できる良いサロンだと思われがちです。
しかしサロンに専門性がなかったり、顧客から見ても個性を感じられなかったりと、誰にも刺さらないサロンになってしまいます。
そのためサロンに来てほしい顧客のターゲットを絞り、ターゲット顧客に向けたアプローチを行っていきます。
ターゲットを絞ることで訴求方法や集客方法がより明確になるため、集客施策をする前にしっかりとターゲットを絞りましょう。
2. 開業するエステサロンの強みを明確にする
ターゲットを絞ったら次はエステサロンの強みを明確にします。
サロンの強みが曖昧な状態だと、ターゲットへの訴求内容や方法も定まらないまま運用することになります。その際のポイントとして「ターゲットにとって魅力的であること」を前提に、強みを探していきましょう。
例えば「いつでも気軽に立ち寄れるお手軽サロン」と「完全個室で最上級のおもてなしをしてくれるサロン」だと、ターゲットが求めるニーズも異なります。
想定するターゲットに刺さる強みを徹底的に洗い出し、顧客ニーズに答えられる施策を行いましょう。
3. 開業前にチェックしておきたいこと
3.1市場を把握する
エステサロンに限らず店舗を開業するにあたって最も大切なのが、サロン市場を把握しておくことです。市場把握はマーケティング戦略を立てる上でのベースであり、市場を把握することで売上や集客の予測が立てやすくなります。
3.2開業するエステサロンの商圏を把握する
まずは開業するエステサロンの商圏を把握しましょう。
商圏とは来店を見込める顧客が住んでいる範囲のことで、顧客が無理なく来店できる距離と言われています。
商圏の範囲内のターゲット数を調べることで、リピーターの離脱を防止したり、サロンの売上を向上させるメリットがあります。
調査方法として地域の人口推移はもちろん、大型ショッピングモールやコンビニなどの情報を元にターゲット層を分析しながら商圏を把握しましょう。
3.3 商圏内のエステサロンを競合調査
商圏が把握できたら、次は商圏内にあるエステサロンの競合調査を行います。
他のサロンは「どのようなターゲットのためにどのようなコンセプトで運営しているのか」を知ることで、自社の強みをアピールする材料になります。
調査方法としては、ホームページやチラシ・SNSから情報収集はもちろん、実際に来店し施術を受けるのも手段の一つでしょう。
競合となり得る他社サロンの強みを元に、自社だからこそアピールできる強みや魅力をより強固なものにしていきます。
また他社にはないサービスやメニューの開発にも役立ち、サロンそのものの価値を上げる施策のヒントにもなるでしょう。
3.4 エステサロンの強みを生かしたメニュー開発
市場調査や競合調査を十分に行い、自社のエステサロンの強みが更に明確になれば、強みを活かしたサービスやメニュー開発も行いやすくなります。
例えば「働く女性が空いた時間に通えるセルフエステ」「学生に向けたお手軽痩せメニュー」など、競合店にはない独自性のあるメニューを取り入れることで集客しやすくなるというメリットがあります。
また多方面のメニューに対応できる複合型の業務用瘦身機器を一台導入しておけば、メニュー開発の度に機械を購入しなくても良いため検討してみると良いでしょう。
≫≫複合型の業務用瘦身機器はセルドライブプロ
4. エステサロンの集客方法
4.1 エステサロンのホームページ・ブログを作る
ホームページ作成によりアナログでは伝えきれない情報を掲載し、サロンの魅力がより伝わりやすくなります。
顧客自身が検索をしてエステサロンのホームページに辿り着くため、ある程度エステに興味がある見込み客の集客ができるのもホームページ制作の魅力です。
またホームページと合わせてブログを作成すると、サロンの専門性を示すことはもちろん、店舗やスタッフの雰囲気も感じてもらいやすくなります。
4.2 Googleマイビジネスを充実させる
Googleマイビジネスに登録すると、顧客が「エステサロン エリア名」と検索した時に検索結果の上部にマップが表示され、そのマップ上に検索エリア内のエステサロンが表示されます。
エリア内にある店舗を可視化できるだけではなく、基本情報や最新情報、口コミの掲載なども可能です。
とはいえ、ネガティブな口コミを書き込まれる可能性もあり、それらをコントロールできないというデメリットもあります。
4.3 SNSを最大限活用する
SNSは多くの人が利用しており、不特定多数の人に届きやすいというメリットがあります。
使い方や戦略によっては費用をかけず無料で集客できるため、お金をかけずに集客したい場合には最適の方法です。
よく利用されるSNSとしては以下の4つが挙げられます。
- Instagram
写真、動画の投稿がメインのSNSで、店舗の雰囲気や機器の説明、施術の様子を写真でアピールできます。
資格情報がメインになるため、写真の撮り方や写す場所はもちろん、加工をしながら店舗の雰囲気に合わせた投稿を作っていきましょう。
またハッシュタグを上手く活用すれば、ハッシュタグからの集客も見込めるため、試行錯誤しながらコツコツと運用していくのがおすすめです。 - Twitter
Twitterはリツイート機能による拡散力が高く、キャンペーンやプレゼント企画におすすめです。
例えば、リツイートしてくれた人の中から抽選で「美顔器をプレゼント」などをすると、リツイートしてくれるユーザーが多く、結果的にフォロワーの増加や集客につながります。
ホームページやその他SNSの更新のお知らせなどにも利用でき、ユーザーから見ても最も気軽なSNSです。 - Facebook
Facebookは写真はもちろん長文を投稿できるため、店舗の細かい情報やメニュー内容を詳細に発信できます。
他のSNSに比べ「公式」感が強く、ホームページの代わりとしての発信も可能です。 - LINE
LINEは新規顧客はもちろん既存顧客に対してアプローチも有効なLINEは、お得情報や最新情報の発信はもちろんプレゼント企画にも利用しやすいです。
新規顧客に対してはお友達登録で割引キャンペーンなどの施策も可能なため、有効活用していきましょう。
4.4 広告を配信する
広告を活用することでより多くのユーザーにアピールできます。
広告にも様々な種類があり、街中で見かけるようなアナログな広告はもちろん、インターネットやSNSにも掲載できる広告もあります。
中でもリスティング広告はターゲットにもクリックされやすくランディングページやホームページを見てもらえる可能性も高いです。
とはいえ、広告費用は決して安いものではなく、サロンに飛びぬけた強みがない場合は、集客に繋がりにくいという弱点もありますが、セルドライブプロを導入いただく店舗様は、スポーツジムに併設されたり、整骨院の一角をセルフエステのスペースとして試用するなどの方法で着実に収益を上げています。
セルドライブプロを導入されたスポーツジム店舗様の声をご覧ください
5. エステサロンのリピーター集客方法
新規顧客の獲得も大切ですが、既存顧客に継続的に採点してもらえるようなアプローチも重要です。
ここからはエステサロンのリピーター獲得のための集客方法を7つ紹介します。
5.1 口コミ投稿をお願いする
お会計の際に「口コミ投稿」への協力を直接お伝えします。実際に投稿してもらえるのは一部であったとしても、直接伝えることができるため最も効果的と言えます。また、来店後の御礼メールでお願いするのも良いでしょう。
口コミを投稿してくれたお礼として、サンプル品のプレゼントや次回使えるクーポンなどを用意しておくと、より口コミが集まりやすくなります。特典が欲しいから口コミを投稿する方は、良い評価を投稿してくれやすくなるというメリットもあります。
5.2 来店時に次回予約を提案:そもそもリピートを前提としたメニューも用意する
来店時に次回予約を勧めることで、予約の取り忘れによるサロン離れを防げます。
またリピートを前提とした長期でご利用いただけるメニューを用意すると、自然な形で次回予約にも繋がるでしょう。
5.3 価格設定を安易に変えない
価格設定を安易に変えてしまうと、金額に魅力を感じていた顧客が離れてしまう可能性があります。
ターゲット層に合わせた金額設定は、できる限り変えず、既存顧客に満足してもらえる金額設定を維持しましょう。
5.4 DMやメルマガ
DMやメルマガで定期的に既存顧客とコミュニケーションを取ることも来店に繋がりやすくなります。
新しいメニューやキャンペーンのお知らせをすると更に効果的でしょう。
5.5 ポイントカード
ポイントカードを用意するとポイントを目当てに来店する顧客も獲得できるでしょう。
5.6 ご紹介システム
お友達やご家族をご紹介いただくことで、既存顧客はもちろん新規顧客の獲得に繋がります。
ご紹介いただくと双方に特典や割引のプレゼントを用意すると良いでしょう。
5.7 アンケートでクーポン
アンケートに答えていただくことで次回使えるクーポンをお渡しします。
そうすることでクーポンを使うために次の来店に繋がります。
6. まとめ
エステサロンの集客は開業前からはもちろん、開業後にも行える戦略も多くあります。
無料でできることも多くあるため、できることから始めてみるのがおすすめです。
お金をかけずに行った戦略が軌道に乗れば、新メニュー開発や新しい機器導入、広告を打つなど、施策の幅を広げていくと良いでしょう。