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キャビテーションとEMSは併用が効果的!

エステサロンで施術されることの多いキャビテーションとEMS。実はこの2つの施術は併用するとより効果的です。それぞれのメリットを活かしながら、より高い痩身効果が期待できます。本記事ではキャビテーションとEMSの仕組みから、併用するメリット・注意点についてご紹介します。キャビテーションとEMSの関係性を知り、お客様にとって魅了的なメニューやコースのご案内にご活用ください。

1.キャビテーション

まずは、キャビテーションの仕組みと効果について解説します。

 1.1 キャビテーションとは

キャビテーションとは、超音波によって生じるマイクロ振動で皮下脂肪層に気泡を発生させる施術のことです。皮下脂肪内で気泡が破裂すると脂肪細胞が破壊され、リンパを通って血液、肝臓を経由して体外へと排出されます。

ちなみにキャビテーションは「空洞現象」とも呼ばれ、気体の流れで生じる圧力差によって気泡が発生・消滅する現象のことです。指の関節がポキッとなるのも、キャビテーションによるものです。

業務用のキャビテーション機は家庭用より出力が高く機能が豊富で、EMSなど他の施術を組み合わせられるのが特徴です。

 1.2 キャビテーションの効果は?

キャビテーションを使って脂肪細胞を破壊すると、破壊された細胞はリンパを通って体外に排出されます。脂肪に直接的にアプローチする施術なので、ウエストや太もも周りなどの痩身効果が期待できます。

もう1つの特徴は「部分痩せが可能」ということです。運動や食事制限によるダイエットは、体全体の脂肪が均一に減っていきます。一方、キャビテーションでは部分的に超音波を当てることで、ウエストだけ、太ももだけなど、部分痩せのアプローチが行えるようになります。

2.EMSとは

続いて、EMSの仕組みや効果について解説します。

 2.1 EMSとは

EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」の略であり、電気刺激を与えて筋肉を収縮運動させる施術のことです。エステサロンだけでなく、トレーニングジムなどでも導入されています。

人体は微弱な電気信号によって体を動かしています。本来は脳から運動神経を通じて電気信号を送ることで筋肉を収縮させますが、EMSは筋肉に高周波の電気を与えることで、無意識的に筋肉を動かすことが可能です。

実際に運動はしなくても筋収縮が起こるため、運動したときと同等の効果が期待できます。キャビテーションと同じく、業務用のEMSは出力が高く、筋収縮を使って効果的に施術できるのが特徴です。

 2.2 EMSの効果は?

EMSを正しく使用すれば、筋肉量のアップが期待できます。筋肉が大きくなると体の基礎代謝もアップし、消費カロリーが増えて痩身効果が現れます。

もう1つの効果は、筋収縮を繰り返すことで血流とリンパの流れを促進できることです。他の施術を組み合わせるとより効果的であり、キャビテーションとの相性は特に良いと言われています。

3.キャビテーションとEMSを併用するメリット

では、キャビテーションとEMSを併用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、2つの施術を併用する4つのメリットをご紹介します。

 3.1 痩身効果を高める

キャビテーションは脂肪細胞を破壊することによる痩身効果がありますが、これを確実にするためには血流とリンパの流れを促進する必要があります。そこで効果的な施術がEMSです。

筋肉は血管やリンパ腺のポンプとしての役割を持っているため、EMSで筋収縮を繰り返せば筋肉がポンプとして機能し、血流とリンパの流れを促進できます。キャビテーションによって破壊された脂肪細胞は効率よく体外へ排出され、痩身効果を高められるというわけです。

 3.2 美肌効果

血管内やリンパ腺内に老廃物が溜まると、肌に栄養素が届くのを邪魔し、肌トラブルの原因になります。この老廃物を流すためには、血流とリンパの流れを促進することが大切です。

キャビテーションによって破壊された脂肪細胞が血液・リンパに流れ込み、さらにEMSによって筋肉のポンプ作用を強めることで、血管内やリンパ腺内に溜まった老廃物を押し流せます。栄養素が肌にしっかりと届くようになることで、美肌効果も期待できます。

 3.3 エイジングケア

肌の老化を防ぐためには、年齢を重ねるごとに不足していくコラーゲンやエラスチン繊維(弾性繊維)を効率よく吸収しなければいけません。しかし、血管内の老廃物がこれを阻害します。

前述のようにキャビテーションとEMSを併用することで血管内の老廃物を押し流し、コラーゲンやエラスチン繊維はしっかりと肌に届けられます。これにより肌の透明感や弾力を保つことができ、エイジングケアに繋がります。

 3.4 免疫力アップ 

キャビテーションとEMSを併用し、体の隅々の栄養素が行き渡る体質を作り、さらに筋肉量をアップできると、基礎代謝もアップします。

基礎代謝が高い体質とは、より多くのエネルギーを生み出せる体ということで、免疫力もアップします。美容とは、健康あってのものです。コロナ禍により健康面での不安が多い昨今、キャビテーションとEMSを併用して免疫力をアップを目指しましょう。

4.キャビテーションとEMSを併用する際の注意点

キャビテーションとEMSの併用にはさまざまなメリットがありますが、注意点もあります。ここで解説する注意点を押さえて、2つの施術を併用することで効果をしっかりと引き出しましょう。

 4.1 「キャビテーション→EMS」の流れで使うことが重要

キャビテーションによって破壊された脂肪細胞は、そのまま排出されるのを待つのではなく、時間が経つと再び結合します。そのため、キャビテーションを施術した直後は、破壊された脂肪細胞を排出するためのアプローチが必要です。

そのためにも、EMSやハンドマッサージによって血流やリンパの流れを促進しなければいけません。キャビテーションとEMSを併用する場合は、必ず「キャビテーション→EMS」の流れで施術しましょう。

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 4.2 キャビテーションにもさまざまな種類がある

ひとえにキャビテーションと言っても、それを備えるエステ機器によって特徴が異なります。出力や周波数が微妙に違うだけで、キャビテーションによって得られる効果の度合いが変わるのです。

必ずしも「出力や周波数が高ければ良い」というわけではありません。したがって、キャビテーションを搭載したエステ機器を導入する場合は、メーカーの説明を受けて、各機器の出力や周波数を比較した上で、サロンにとって最適なキャビテーション機器を選びましょう。

5.まとめ

本記事では、キャビテーションとEMSの仕組みから、併用するメリット・注意点についてご紹介しました。

キャビテーションとEMSは、それぞれ単体でも効果のある施術です。しかし、併用することで効果を高め、お客様にご満足いただけるメニューやコースをご案内できます。

「痩身エステといえばキャビテーションとEMSの併用」というほど代表的な施術なので、エステ機器を導入される際は、キャビテーションとEMSが搭載された機器にまず注目してみてください。

さらに、全体的な性能やコストも比較し、サロンにとって本当に必要なエステ機器を見極めていきましょう。

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